5人に1人の割合で存在するといわれている、HSP気質。
・HSPにあう仕事がわからない
・HSPの自分に向いてる仕事が知りたい
という人も多いのではないでしょうか?
世の中にある仕事は、HSPに向いているものと向いていないものに分けられます。
HSPは「生きづらい」と感じやすく、仕事選びに失敗すると病気に発展してしまう可能性もあるので慎重に考えなければなりません。
そこで今回はHSPで仕事が見つからない原因や、繊細さんに合う仕事を見つける方法を解説します。自分に合う仕事を見つけたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
HSPで仕事が見つからない原因とは
ここでは、HSPの人が仕事を見つけられない4つの原因について紹介します。
当てはまっていることがないか、確認してみてくださいね。
やりたいことが見つからない
HSPで仕事が見つからない原因の1つ目が、やりたいことがないまま職探しをしていることです。
自分のやりたいことが明確にある人は目指すべき職業がある程度絞れますが、そうでなければ、何をすればよいのかわからないという状態になってしまいます。
どの仕事が自分に向いているのかわからない場合、求人情報をみて「なんとなく、こんなことをするんだろうな」という想像だけが膨らみがちです。
HSPは想像力が豊かであるゆえに、頭でっかちになって仕事が見つからないということになりやすいです。
自分の適性をわかっていない
HSPで仕事が見つからない原因の2つ目は、自分の適性をわかっていないことが挙げられます。
自分の適性がわかっていないというのは、言い換えると自己分析できていないということになります。
自分の得意・不得意がわからなければ、どのような職業に向いているのかの判断がつきません。
HSPによくある特徴としては
・細やかな部分に気がつく
・コツコツ積み重ねるのが得意
・人混みが苦手
・忙しい雰囲気が苦手
などです。
このように自分がどのような人間なのかがわかれば、ある程度の職業まで絞って探すことができます。
焦って探している
HSPで仕事が見つからない原因の3つ目は、焦って探していることです。
「無職の期間に耐えられないから早く就職したい」と考えている人も多いと思います。
特にHSPは真面目で完璧主義な人が多く、仕事をしていない期間=サボっていると感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、仕事選びは生きていくなかで重要なことなので、焦らず自分に合う職業や環境を探すことが大切です。
自分にはできないと思い込んでいる
HSPで仕事が見つからない原因の4つ目は、自分にはできないと思い込んでいるケースです。
簡単にいうと”ビビッっている”状態です。
求人をみてどの職場がどのような感じかをイメージし、「自分には無理そうだな・・」と諦めていませんか?
HSPは心配症な部分があり、知識量のわりに行動できないということにおちいりやすいです。
職場環境は入ってみないとわかりませんし、具体的な仕事内容もいざ出勤してみないことにはわかりません。
求人をみても自分に本当にできる仕事かどうかの判断がつかないときは、キャリアコーチングに相談してみるのもおすすめです。
関連記事キャリアコーチングとは?無料で体験できるおすすめサービス3選HSPが仕事を見つける方法
次に、HSPが仕事を見つける方法について紹介します。
ちょっとした気持ちの持ち方次第で、今まで「無理だ」と思っていたことが簡単にクリアできるようになるものです。
これから紹介する方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
好き嫌いを紙に書き出す
まずは、仕事にまつわる『好き』と『嫌い』を紙に書き出しましょう。
例えば、
【嫌い】
・満員電車に乗りたくない
・朝早く起きたくない
・人とできるだけ会話したくない
など
【好き】
・人の役に立ちたい
・やりがいを感じたい
・丁寧な仕事がしたい
など
このように、好きと嫌いを書き出すことで自己分析することができ、どのような方向で仕事を探せば良いのかがわかるようになります。
書き出した内容を見て、それに該当するような仕事を探してみましょう。
「こんなわがままな仕事、世の中にあるの?」と思うかもしれませんが、思い込みを捨てて探してみると、意外と見つかったりするものです。
気になる仕事があれば、まずはチャレンジする
もし気になる仕事が見つかれば、まずはチャレンジしてみましょう。
HSPは想像力が豊かなだけに心配しすぎてしまい、頭でっかちになりやすいです。
行動する前に悩んでも仕方がないので、まずはやってみましょう。
考えすぎると心配症がひょっこり顔をだし、ネガティブな方に気持ちが傾いてしまいます。
ときには「エイっ」と飛び込んでみる覚悟を持つことで、その先に素晴らしいことが待っていることもあるものです。
「自分にはできない」と決めつけない
新しいことに挑戦する時は、HSPかに関わらず不安になるのが人間です。
人は、自分を守るために基本的にネガティブに考えるようにできているそうです。
ですが、世の中の誰かがやっていることは、大抵自分にもできることです。
本当のところ、「あの人だからできた」というのは思い込みにすぎません。
勘違いでもいいので、できるかできないかを決めつけず、「やりたいかどうか」で判断してみましょう。
そして、少し行動に移した自分を褒めてあげましょう。
少しでも嫌いと感じることはしない
人が我慢できることでも過敏に反応してしまうのが、HSP気質です。
たとえ嫌なことが小さくても、それを感じ取ってしまうとものすごく大きくなってしまいます。
嫌なことを乗り越えて成長する方法もありますが、そこに耐えられるだけのメンタルをHSPは持ち合わせていないことも多いです。
無理をしすぎると病気になる可能性もあるので、少しでも嫌いと感じることはできるだけ避けておきましょう。
HSPには人と関わらない仕事か在宅ワークがおすすめ
HSPは人と関わらない仕事を選ぶか、1人でもできる仕事を見つけて在宅ワークで働くのがおすすめです。
刺激を感じやすいHSPは、相性の合わない人との関わりを減らすことで楽に生きられるようになります。
HSPの人が仕事を続けられないのは、自分に合う仕事環境が見つかっていないだけだと思います。
人と関わらない仕事については「メンタルが弱いと仕事が続かないのはなぜ?向いてる仕事はコレ!」で詳しく紹介していますし、
HSPにおすすめの在宅ワークについては「HSPにおすすめの在宅ワーク11選!未経験でも一人でできる仕事まとめ」で詳しく紹介しています。
もし、どうしても仕事が見つからない人は、キャリアコーチングを受ける方がうまくいくかもしれません。
仕事が見つからず悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
HSPで仕事が見つからない原因|合う仕事を見つける方法も解説
HSPは新しい環境への適応が難しく、仕事選びには慎重になる方がよいです。
なかなか仕事が見つからないと、焦って悩んでしまうのも無理はありません。
ですが、まずは自分がどのような仕事をしたいのかを、しっかり考えて行動することが大切です。
ぜひ今回の内容を参考にHSPであることに誇りをもち、強みを活かせる仕事を探していきましょう。
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